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高音を出したいのですが。。。どうすれば出ますか?
うですね、一人一人のお声の状態やいろいろな筋肉の状態を、直接見てみないと一概には言えませんが、
上部に原因、下部に解決策が書いてあるので、チェックしてみて下さい。
1)腹式をうまく使えてない 2)脇腹にある筋肉、背筋、お尻の筋肉を使ってない 3)身体が緊張している
4)腹式の圧力と声と息のうまくバランスが出来てない 5)口を開けてない 6)顔の筋力を使ってない 7)鼻にかかっている
8)アゴが上がっていて、ノドが閉まっている 9)下の歯に力が入っていて、ノドが閉まっている
10)舌に力が入って、ノドが閉まっている 11)声を当てている場所が違うあともう一つ、大事なコト…本当は高音を出したいのに…
心のどこかで「もう高音なんて出ない、出るワケがない!!」って思ってる。。。。
<解決策>
1)腹式呼吸が、きちんと正確にできるようにしましょう。横隔膜がちゃんと動くようにしましょう。
2)筋力トレーニングを少しでいいので普段からしましょう。ヴォーカリストは、体力勝負ですよ。
3)リラックスを心かげましょう。ただし、姿勢が悪くダラダラすることではないですよ。
4)腹式の圧力のイメージは…もし、お腹をなぐられたら、「うっ!」ってなりますよね。それくらいの圧力をかけて瞬間的に声を出して
「あっ!」って言って見て下さい。 その時、「っは〜」と、息が先に出ないように…。
5)自分は口を開けてるつもりでも、鏡をみるとあまり開いてない場合があります。必要以上に開ける必要はありませんが、鏡を見て自分が
「これくらいなら開けてもカッコイイ!」って思う程度でいいです。
6)口と同様に、鏡をみて声を出すと、イキイキとした表情で声を出してますか?声は生きてますよ。人にパワーをあげるものですから、
イキイキとした表情で出してみて下さい。これも、鏡をみて自分が「これくらいなら開けてもカッコイイ!」って思う程度でいいです。
7)声がこもって聞こえるんですが、自分には自分の声がとっても良く聞こえますが、人にはあまり届いてない場合が多いんです。
この症状は、ヴォイストレーナーなど専門の人が聞かないとわかりにくいかもしれませんね。。。自分で鼻にかかってるとわかる人は、
「鼻より下、上唇より上の(人中がある部分)の辺りから声を出すぞ〜!」と思って声を出してみて下さい。
8)真直ぐ前を見て、アゴを少し下げてみましょう。アゴの下げ過ぎはダメですよ。上げ過ぎも下げ過ぎも、ノドが閉まるので。。。
9〜10)舌を前に手でひっぱって、好きな音程で何度か声を出してみて下さい。声を出した時に舌が口の中に戻ろうとしないように…。
何度か声を出したら、舌を元に戻してさっきと同じ音程で声を出してみて下さい。余計な力が抜けてるハズですよ。ノドを開くことを第一に。
歯や舌に力を入れずにできるようになったら、高音を出してみて下さい。
11)眉間からおでこにかえて、「高音ビーム」が出ているイメージで声を当ててみて下さい。その時に、6)で書いたイキイキ感は忘れないでね!!
そして…「必ず高音がでる!出るようになる!」って高音を出す前に心の中で唱えてから声を出して下さい(笑)
注)ノドが痛くなったら声帯が疲れていますので、必ず休憩をとるか、その日は歌わないで下さい。高音を出すには、ノドを痛めやすいので…。
注)個人差はありますが、高音を出すには時間がかかります、無理せず、あせらず一歩一歩着実に自分のモノにして下さい。必ずコツさえ覚えれば声は出ます。
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音域が狭いと思うのですが、広げるにはどうすればいいですか?
これも個人差がありますね。大きく二つに分けられると思います。
1)一度もヴォイトレのレッスンを受けた事がなく、独学で頑張っている人
2)ずっとレッスンをしているのに音域が広がらない人
<解決策>
1)のタイプ人は…コツさえわかれば、ある程度は広がりますが、誰もあなたの声をチェックできる人が
いないので、地道な努力が必要となります。個人では、ノドも痛めやすいと思いますのでノドが痛くなったら、休憩をとるか、その日の声出しはやめましょう。
では、音域を広げるコツです。
まず、キーボードがあるといいですね。別に“ジャンジャン”弾く訳ではありませんよ。
“音を正確にとる”だけですから。。
「持ってない!!」って方は、今、一万円以下で「ミニキーボード」が売ってますから、是非この際に
購入してみてはいかがでしょう。
「高音を出したい」の項目も合わせて読んで下さいね。
<低い音から出してみましょう→
Q)なぜ、低い音からなんですか?
A) 低い音がきちんと出せる=ノドが開く=高い音も出しやすくなる。というコトになります。
・「ド」の音から半音ずつ下げて声を出していきましょう。
・「イ〜」と、声を出してみましょう。
舌の位置は、下の前歯と歯茎の境目ぐらいに置いて下さい。
「イ〜」の音は、「イ」「エ」の中間(複合母音)です。
分かりにくい場合は、「イ〜」を言いながら「エ」を軽く混ぜて見て下さい。
・低い音だから…下を向いて声を出してはダメですよ。ノドが閉まってしまいます。
真すぐ前を向いて、視線だけを下にして声を出します。
あまりにも低い音の時は、声にならない感じがすると思いますが、船のような「ボーッ」って感じか
地べたを声が這うような感じになってるハズです。それでも大丈夫です。
ノドを開くコトが大切なのですから。。
・一音一音を正確に出していきましょう。
・そして、少しずつ、高い音へと音を出していきましょう。
・高い音だから…上に向いて声を出してはダメですよ。ノドが閉まってしまいます。
真すぐ前を向いて、少しだけアゴをひいて声を出します。
・ノドに力を入れない、舌を動かさない、下アゴに力を入れない、歯に力を入れない、声を当てる場所、
に注意して、必ず腹式+筋力を使って下さいね。
2)のタイプ人は…トレーナーが間違っているわけではないと思いますが、双方のとらえかたの違いに
よる場合もあります。
以前、違う先生に習っていた生徒が、私の所に来てチェックした結果、腹式呼吸の「お腹を張る」ことは
できるのに、「お腹をヘコます」コトができなくて、肩で呼吸をして、大きな声で歌っていたコトがありました。あとで確認をしたら「お腹をヘコます」の部分を聞いてなかったみたいなんですね。
そんなコトもあるんですよ。なので、ちゃんと誤解や勘違いがないように…。
変な癖がついてしまってから直すのは大変ですから。他のトレーナーにチェックしてもらうのも
いいかもしれませんね。
音域を広げるのは大切なことですが、音域が広がらないと、自分の好きなうたも歌えない!ってことになりますが、音域を広げるには時間と努力がいります。
それまでは、自分が出る声域で「人に伝わる歌」を心掛けて下さい。
私が思うには、声帯は生きていますから絶対に無理はしないで下さい。
もし、長い間痛かったり、普段と違うな?って思ったら耳鼻咽喉科に行くなど専門医に見せて下さいね。
ポリープになってからでは、大変な事になってしまいますから。
分からない箇所とか、見本で歌てくれますか?
はい、生徒がわからない部分等は、そのフレーズなどを先生が歌って聞かせたりもしますので
分からないわ、部分や出来な所は、生徒が聞いて覚える事が出来ます。あまり難しい専門用語も使いません。
例えば、生徒の間違い部分も最初に「真似て」歌い次に正確な歌を聞かせたりします。
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今、習っている先生が。。。!(他のスクールで習ってた生徒から相談される内容)
「歌の発声にして歌を歌いなさい!」とか「リズムをちゃんと取りなさい!」とか
「音程が悪い(ピッチ)」とか「大きな声で歌いなさい!」の4つしか言わない。。。!
その場合、その4つの表現方法しか知らない先生なのかも知れない!?
もしかすると、見てる所が違うのかもしれません! 例えば!
【発声】
● 発声法ではなく、顔の筋肉の使い方、息の配分量が違う、声の作り方が間違ってる場合もある。
【リズム】
● リズムではなく、語尾の処理が悪い、言葉の運び、アタックをかける位置が違ってる事もある。
【音程】※ピッチ
● 音の当てる所に当たってないから、音程が悪く聞こえる場合がある。
【大きな声】
● 筋肉と声を出すタイミングやバランスが悪い事もある。
● だた大きな声と芯のある声との違いがわかっていない場合もある。
上記のように ただ、【発声】【リズム】【音程】【大きな声】と言っても直らない!
全体的に音程やリズム、発声などを意識しすぎて、歌の表現力が欠けてしまい、
レッスンで歌が上手くなるなんて…ことは無いと思ってしまったり、
歌が嫌いになってしまったりしているようです。
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声量がないんですが、どうすればいいですか?
只今製作中!
音痴なんですが、それでもプロになれますか?
「音痴なんですが…」ってよく言われるんですが、あなたに耳の障害がない限り、音痴は治ると思いますよ。
例えば、音階を引き出しだとすると、どこの引き出しに何が入っているのかわからないだけなので、
それをひとつひとつ何が入っているのかを、ひとつひとつ確認して、覚えてもらうしかないんです。
音域を広げたい項目でも書きましたが、音を知ってもらう為に「ミニキーボード」の購入をお勧めします。
本人の努力がかなり必要ですが、プロになる為です頑張って下さい。
これも、二つのタイプがあります。
1)発声では音程が取れなくても、歌はちゃんと歌える人。
2)発声も音程が取れなくて、歌も歌えない人。
1)のタイプの人は、歌は“流れ”で覚えていて、ひとつひとつの音になると“流れ”がないので
音がとれなくなる人が多いです。出来れば、キーボードを使って音を覚えましょう。
2)のタイプの人は、歌っている歌手と外して歌っている場合が多いですね。
「どうして、歌手の人となぞって(一緒に)歌わないの?。なんで外して歌うの?」って聞くと、
「音痴なんで、一緒に歌ったらいけないと思うんです」
「音痴なので、大きな声で歌った事ないんです」って言う人が多いですね。
住宅環境によって大きな声を出せない事が多いからでしょうか…(泣)。
まず、耳を鍛えましょう。歌いたい曲とちゃんと声を出して一緒に歌いましょう。
なぞって(一緒に)歌えると、歌っている歌手の人の声が聞こえなくなりますから…。
どこか一部分だけでも、一緒に歌えたら、さらに歌える範囲を広げていきましょう。
自分の声が聞こえないくらい、曲の音量を上げても音痴になりますよ。バランスが大切です。
ヘッドホンなどで音楽を聞きながら、自分でその歌をうたってみて下さい。
訓練をしない限り、歌に自信がある人でも、音程がズレてしまいます。
それくらい、自分の声や音が耳に入ってくるのが重要なのです。
リズム感がないので、バラードを歌っていますが、テンポがいいのも歌ってみたいな〜なんて
最近思っていますが、リズム感がないとか悪い人はやはり、バラードを歌うのがいいですか?
リズム感がないと思う方は、テンポのある曲を選んで歌って下さい。
バラードはゆっくりだし、動きも少ないし…いろいろ理由はあると思いますが、テンポのある曲よりも、バラードはさらにリズム感が要求されるんですよ。
では、リズム感をよくするには…ってコトになりますよね。まず、自分の好きな曲(テンポのある曲)で、自由に身体を動かしてみましょう。
例えば、自分の好きなアーティストのテレビ、DVDなどを見て、なるべくその通りに動いてみましょう。
よく、「8分や16分でリズムを刻んでみましょう」と言われたり聞いたコトあると思いますが、「タン タン タン タン」と、
リズムを「4つ」にちゃんと出来てから、細かいリズムをとる練習をした方がいいですね。
リズム感がない…って言われるんですが。。。
身体を動かす=リズム感がよくなるの?って思う人もいるかもしれませんが、
身体を動かさないでリズムをとるのは難しいんですよ。
よく片足や片手だけでリズムをとりますが、リズム感のない人は“ふんわ〜りリズム”でとっているので、
リズムがずれてしまうんです。
だから、手でリズムをとるなら、ちゃんと音がでるように。足でリズムをとるなら、足が動いている
のがわかるように。身体でとるなら、ちゃんと身体が動いているのがわかるようにしてみましょう。
あと、「自分にはリズム感がないから、合ってない、合うわけがない…」って思っていて、
自分が勝手にリズム感を壊している場合もあります。
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例えば、「絢香さん」みたいな歌い方をしたいのですが…。
これも多い質問のひとつですね。
「○○○○のような歌い方」は、プロになりたくないならイイと思いますよ。
でも、プロになりたいなら、「業界に二人」はいらないんです。
最近多いのは、声から癖まですべて似せてしまっているんです。
これでは声帯模写(モノマネ)になってしまいます。
あなたの個性が全く生かされなくなってしまいますよ。
最初に○○○さんがいますから、あなたは二番手というコトになります。
運良く、デビューできたとしても「○○○似のアーティスト」と呼ばれて影のような感じになってしまいます。
じゃあ、どうすればいいか…。
複数のアーティストのカッコイイ部分だけを抜き出すのです。声を真似てはいけませんよ。
難しいですが…「歌い方」を盗むのです。そして、少しずつ自分らしさがでるように改良していって、
自分の個性として作り上げて下さい。
「歌い方」だけじゃなく、動きやステージパフォーマンスでもカッコイイ部分があったら盗んで、
自分なりに改良して自分の動きとして作って下さい。
私の場合は、テレビやステージ、DVDなどでカッコイイ部分があったら覚えて、鏡を見ながらそのポーズを
とり「○○○さんは、こんな風にしてたけど、私の場合、手の置く角度はこっちの方が良いな」なんて思いながら自分の頭に覚えておいて、
人に教えたり、またはその人に合うように改良しています。
もちろん、「歌い方」も同じです。
自分の歌い方が古くならないように“最近の歌い方”があるので…みなさんと同じように、私も常に勉強なんですよ(笑)
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歌っていると、ノドが痛くなるのですが…。歌うと疲れるんですが…。
「ノドが痛くなる」「疲れる」などの考えられる原因は…
1)ノドで歌っている
2)アゴが出ている/上を向いて歌っている
3)無理に大声で歌おうとしている
4)自分のキーに合っていない
5)身体/肩に力が入っている
6)姿勢が悪い
7)舌の位置が悪い
8)腹式呼吸などが正しく使われていない
<解決策>
1)ノドを開いて下さい。(高音を出したい/音域を広げたいの部分を参考に…)
2)アゴをひいて下さい。(高音を出したい/音域を広げたいの部分を参考に…)
3)ある程度の大きな声は必要ですが、それ以上の大声は声帯を痛めますから御注意を。
4)自分の合うキーで歌いましょう。
5)まず、身体をほぐして、血液の流れを良くしてから関節を動かすといいですよ。(手首・腕・足首・腰)
※首も動かすのですが、首は前と左右、そして180度に動かすのはOKです。後ろや首を回すはダメです。
Q. 首を後ろや回してはいけないのは、なぜですか?
A. 頚椎にある横隔膜を動かす神経が折れてしまうので、歌う前はダメです。
歌はなければ、別に首を回してもいいですよ。
6)腹式が使えないような姿勢では、ノドを痛めてしまいますよ。姿勢をよくする=直立不動はダメですが、
リラックスした形(リズムなどがとれる)で、歌いましょう。
7)舌に力がはいらないように、常にリラックスです。奥に行ったり、クルクル動かないように。
8)歌をうたうコトに必死になりすぎて、腹式呼吸やすべての基本を忘れている事が多いようです。
連動させて出来るようにしましょう。
「虫歯」や「親知らず」「顎関節症」なども関係してくる場合もありますので、『あっ!』と思った人は
歯医者や専門医に行ってみましょう。
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ファルセット(裏声)って出すのが難しいんですが…。
只今製作中!
ファルセット(裏声)って出すと弱くなるじゃないですか、どうすればいいですか?
只今製作中!
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