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この項目では、放送・講演用の電気機器
システムについて記述しています。

プロンプターとは舞台などでは、
俳優に台詞のきっかけを出す
スタッフのことを指す言葉です。

しかし、一般的には放送・講演・演説・
コンサートなどの際に、電子的に原稿や
歌詞などを表示し、演者を補助するための
装置・システムを指します。

プロンプターという呼名は、
日本に於いて簡略化したときの総称的な
表現であり、正確には“テレプロンプター”
(英:Teleprompter)が正しい名称。

この項目では項目名で略称である
「プロンプター」と正式名称の
「テレプロンプター」を状況に応じて使う。

プロンプターと呼ばれるシステムには、
大きく分けて3通りの種類がある。

いずれの場合もパソコンからの
原稿映像を離れた場所にある、液晶モニタなどに
映し出して使用する。
ビデオカメラの場合はレンズの前に
液晶ディスプレイとハーフミラーが
組込まれており、演説などの場合は
ハーフミラーが演台の前に
セットされる。

またコンサートなどではステージの前に
大型のディスプレーを配置する。
小型PCや液晶ディスプレイは
2000年代に高性能化が進んだことで
用途にそって用いられるようになったが、
それ以前のテレプロンプター
(特にテレビスタジオ用)は
ブラウン管 (CRT) テレビを
組み込んだ表示部と、それと接続された
カメラで原稿などを別に撮影して
キャスターなどの演者に伝達する
方法が主流であった。

現在でも報道スタジオではNHK・民放を
問わず、基本的にはスタジオ内の
ニュースキャスターの机の上の原稿を
上部のバトンに設置したカメラで
直接撮影するように設置されている。

また民放の一部キー局においては、
時間帯によってはこの仕組みを使わず、
伝える内容を別の場所で撮影し、
読み手(キャスター、アナウンサー)に
合わせて担当者が原稿を差し替えて
いくという方法を用いています。


1  英語語プロンプター

プロンプター (電気機器)   作り方

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