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裏技【説明解説】
【回転移調盤のページへ戻る】 ダイレクトに移調する!他の調の時 ● ●
《度数確認シートの説明》 ※度数と調の幅が確認出来ます。
+
高く(上に)移調する場合
低く(下に)移調する場合
右回りに見る
外側の黄色い部分を使用
(1)原調を黄色部分「完全1度」に合わせる
(2) 高い場合は「黄色部分」の度数を右に進む
(3)原調から数えた音程が求める調(度数)です。左回りに見る
内側の水色部分を見る
(1)原調を黄色部分の「完全1度」に合わせる
(2)低い場合は「水色部分」の度数を左に進む
(3)原調から数えた音程が求める調(度数)です。
C調(ハ)を長3度高く→E調(ホ)
D調(ニ) → 完全5度低い → G調(ト)
A調(イ)を短3度高く→C調(ハ)
B♭調(変ロ) → 長2度低い→ A♭調(変イ)
【参考までに】
C (ハ長調)/G (ト長調)/D(ニ長調)/A(イ長調)
E(ホ長調)/A♭(変イ長調)/E♭(変ホ長調)
B♭(変ロ長調)/F(ヘ長調) B(ロ長調) = C♭(変ハ長調)
F♯(嬰ヘ長調) = G♭(変ト長調)
C♯(嬰ハ長調) = D♭(変ニ長調)Am(イ短調)/Em(ホ短調)/Bm(ロ短調)
F♯m(嬰ヘ短調)/C♯m(嬰ハ短調)/Fm(ヘ短調)
Cm(ハ短調)/Gm(ト短調)/Dm(ニ短調)
G♯m(嬰ト短調) = A♭m(変イ短調)
D♯m(嬰ニ短調) = E♭m(変ホ短調)
A♯m(嬰イ短調) = B♭m(変ロ短調)
※長短共有/異名同音は、ご自身の方法で選択して下さい。
《カポ確認シートの説明》 capo
ギターのカポの使用法 (1) ※右回り 「背景黄色のみを使用」
(押さえるコードは、そのままにkeyを上げる方法)カポは基本的に、同じコードの形で弾いて音を段々上げていくものです。カポタストをはめる位置は、「現在のキー」と「演奏するのキー」との音程差(半音間隔)から求める事が出来ます。「現在のキー」から回転盤の半音進行(黄色背景)の「演奏したいキー」へ右回りに進みます。この音程差を出してフレット番号に置き換えると、これがカポタストの装着位置になります。
※透明か回転盤を「現在キー」をセットしたら後は、演奏するキーを探す。
使用法 (1) 押さえるコードは、そのままにkeyを上げる方法!(右回り)
例1:Cコードのままで KeyD を弾く場合!(Cから右回りにKey Dを探す)
例2:Dコード のままで Key F を弾く場合!(Dから右回りにKey Fを探す)
※黒部分は使用しません。
ギターのカポの使用法 (2) ※左回り「背景黄色と水色を使用」
(Keyを変えずにコードを変える)カポをはめる位置は、「現在のキー」と「演奏キー」との音程差(半音間隔)から求める事が出来ます。黄色の背景の「現在キー」を回転盤で合わせ、半音進行(黄色の背景)の換えたいキーに左回りに
「演奏したいキー/求めるキー」までを探します。その下の水色背景のカポ数が装着位置になります。
(各コードは移調して確認) ※演奏キーをセットしたら回転しないで数えるだけ。
使用法 (2) Keyを変えずにコードを変える!(左回り)
例1:コードA♯ をコードA で弾く場合!
(1)黄色い背景に現在のKeyを合わせる!
(2)左回りに求める(弾く)コードAを探す Aの下 Capo-1(1フレット)
(3)水色の背景で Capo数を確認
※異名同音(B♭ or A♯)は、ご自身の方法で選択して下さい。
例2:コードE♭ を コードC で弾く場合!
(1)黄色い背景に現在のKeyを合わせる!
(2)左回りに求める(弾く)コードCを探す Cの下Capo-3 (3フレット)
(3)水色の背景で Capo数を確認
※マイナー(m)やセブンス(7)はそのまま移行する。( 例:Am = Cm / F7 = D7 )
※バレーコードを減らす使い方以外に、アルペジオや開放弦を使った自分の欲しい音を出すのに便利です。
※楽なコードで弾く場合、バレーコードが減らない場合は違う位置を探して下さい。
※異名同音(B♭/A♯) は、ご自身の方法で選択して下さい。
現在の調(Key) B♭(A♯) D♭(C♯) E♭(D♯) F G♭(F♯) A♭(G♯) カポの位置(フレット) 1
capo 3
capo
1
capo 4
capo 1
capo 3
capo 3
capo 5
capo 4
capo 6
capo 1
capo 6
capo 移調後の調(Key) A G C A D C D C D C G D 上記は一例です。押さえにくいコード、調(Key)のコードが有れば、表に当てはめて C、D、G、Aに換えられます。※バレーコード(Barre chords)(西:ceja セーハ)とは、ギター・ウクレレ等の撥弦楽器において用いられる、一本の指で同フレット上の複数の弦を同時に押弦する奏法のこと。
ダイレクトに移調する「元の移調楽器」が他の調の時の割り出し方法は以下を参考にして下さい。
(回転盤の説明は、元の移調楽器の譜面が「C調」の場合です)
『最初の移調楽器』の譜面が他の調の場合
調合の♯と♭の「足し・引き」で割り出して下さい。計算方法は ♯の数は「+ 足す」/♭の数は「- 引く」
調合が無い場合は「そのまま」で計算します。
例:♯(+1)+♯♯(+2)=♯♯♯(+3)※調合数は7個までです。7個以上は♯の数は「引く」/♭の数は「足す」に置き換えて考えて下さい。
【例-1】
♭1個(-1)の調で記されている
「E♭の移調楽器」を「Fの移調楽器」へ
ダイレクトに移調する場合は「項目:黄色」の「E♭楽器の譜面調号無しから」
「項目:青色」の「F楽器へ移調した時の調号数」
縦横の交わる所が (-2) です。「E♭の調♭(-1)」 +「Fの移調楽器♭♭(-2)」=(-3)
答え:F楽器の調合は ♭3 に移調される【例-2】
♭♭2個(-2)の調で記されている
「Aの移調楽器」を「E♭の移調楽器」へダイレクトに移調する場合は「項目:黄色」の「A楽器の譜面調号無しから」
「項目:青色」の「E♭楽器へ移調した時の調号数」
縦横の交わる所が (+6) です。「Aの調♭♭(-2)」 +「E♭の移調楽器」
♯♯♯♯♯♯(+6)=(+4)
答え:B♭楽器の調合は♯4 に移調される
臨時記号は、
(1) 同じ小節の中にある
(2) 同じ名前(ド、レ、ミ)の音である
(3) 同じ高さの音である ※オクターブ違いの音には効果がない※1
それから、臨時記号は、1小節しか効果がないのですが、下の譜面のようにタイでつながっている場合、
「A」は臨時記号が効いているから注意してください。
でも「B」は♯しません。まぎらわしいから「B」には「ナチュラル」をつけておいてあげると親切ですね。※2
それから、もう一つ注意してほしいのは、オクターブ違いの音には効果がないということ。
下の譜面だと、「A」の音には♯がついていても「A」のオクターブ上の音である「B」には♯は効かないんだ。
もし「B」にも♯を付けたいときは、ちゃんと♯を書かないといけないので注意してね。・ 同じ小節の中にある
・ 同じ名前(ド、レ、ミ)の音である
・ 同じ高さの音であるダブルフラットの存在意義ですが、これは異名同音という言葉の意味を理解しないと簡単には説明できません。
例えばハ長調(調号なし)を変ホ長調(調号シ.ミ.ラに♭)に移調するとして、
ドレミファ♯(ファ♯は臨時記号)はミファソラになりますがラに♯はつけませんね。
ラは調号で♭がついているので半音上げるにはナチュラルをつけます。3.
臨時記号を付ける。
(Eマイナー → B♭マイナー)
・ドに#が付いていた → ソにナチュラルを付ける
・レに#が付いていた → ラにナチュラルを付ける
・ソに#が付いていた → レにナチュラルを付ける
・ラに#が付いていた → ミにナチュラルを付ける
・ミに#が付いていた → シにナチュラルを付ける
・ファにナチュラルが付いていた → ドに♭を付ける(結局シと同じ音ですが)このように、
#系の調の楽譜には、臨時記号もなるべく# (♭は極力書かない)
♭系の調の楽譜には、臨時記号もなるべく♭ (#は極力書かない)
上記が基本です。(基本から外れた臨時記号がつく場合があります)
●外側の五線譜が記号表示やドイツ式読み/英語式読みが表記してあり便利です。
●このままの形で中心で回転すれば、各コードに対応します。
バックカバーの五度圏(cycle of 5th)で代理コードや裏コードを探す!
【参考例】構成音がポイントです。
代理コードや調性の進行もジャンルや個人のセンスにより異なります。
メジャー/代理コード(真下に下りて、右隣のコード)
□C= Em/Am (セブンス含む) □F= Dm/Am (セブンス含む)
□Bb= Gm/Dm (セブンス含む) □Ab= Cm/Fm (セブンス含む)
マイナー/代理コード(真上と90度右のコード)
□Am= C/F#m □Fm= Ab/Dm □Em= G/C#m □Bm= D/G#m
対角線/ドミナント7thの裏コード C7=F#7 正三角形/オーグメント Caug = Eaug = Abaug 正四角形/ディミニッシュ Cdim = Ebdim = Gbdim = Adim
代理コード/楽典/音程/カポ 等について 五度圏について◆代理コード早見表! ◆主要和音と代理コード
◆臨時記号の解釈について
◆移調楽器とは(移調楽器の種類/楽器別 度数表 実音の差)
◆音程とは ◆コード進行
◆カポダストロの取り付け早見表
(簡単なロー・コードで押さえられる)
◆カポの使い方「カポ」転調早見表 (key を上げる)◆五度圏盤/楽典
◆調の五度圏
◆5度圏(cycle of 5th)と図形の関係
対角線(ドミナント7thの裏コード)
正三角形(オーグメント)
正四角形(ディミニッシュ)
正六角形(ホールトーンスケール)
◆調の関係・五度圏
◆実際の音(MIDI)を聴いてみることができます。