この「脂肪が蓄積しやすい時間」＝「太りやすい時間」ということになります。BMAL1(ビーマルワン)とは、全身の細胞にあり、脂肪を蓄積する働きをしています。
そして、１日の中で働く時間と休む時間が決まっていて、起床してから14時間〜18時間がピークになるとされてる為、この時間帯に食べると太りやすい、という事になるようです。

カロリー調整をしてるのに痩せない！などのお悩みの方は、食べてる時間帯が間違っているのかもしれません。

【 理想の朝食 】
BMAL1(ビーマルワン)は、細胞内にあるタンパク質で、脂肪組織に多く含まれているので、体内リズムが正常に働くようにコントロールしています。タンパク質は一日でリセットするので、朝食は、タンパク質（牛乳、乳製品、卵、魚類、肉類、大豆製品など）を摂ると、そこから一日がスタートします。

朝食抜きは、次の食事を摂るまで、消費せずに脂肪分として蓄積されてしまうので、太りやすい体質をつくりやすくなります。

【 理想の夕食 】
消化時間なども考えて、やはり肉食などは、控え気味にしたり、暴飲暴食などは避けた方がよいでしょう。

【 ご注意 】
食事の間隔をあけすぎると、空腹感が増して食べ過ぎたり、インシュリンが多く出るので糖分の吸収が良くなり、脂肪が蓄積されて太りやすくなります。

「１日3食」が常識ですが、食事回数は個々に違います。　１回の量が少なく、回数が多いタイプの人もいますので、あなたに合った食事回数をみつけてみて下さい。　
食事の際には、30回ほど ゆっくり噛んで食べると良いとされています。

初期設定は、時計盤が６時「起床」にあわせてあります。
これには昼食の時間が記入されてません。通常は、食事と食事の間隔を４時間〜４時間半を空けた方がよいとされていますが、朝食と夕食の間の何も書いてない部分の時間帯に昼食を摂って下さい。

【ご使用例】

★６時に起床した場合…下の台紙の「起床」の部分に、時計盤を「６」にあわせます。
　　　 朝食の時間帯が６時〜８時　　　 夕食の時間帯が16時〜18時
　　　 脂肪を蓄積しやすい時間帯が、20時〜午前0時になります。

★ ９時に起床した場合…下の台紙の「起床」の部分に、時計盤を「９」にあわせます。
　　　 朝食の時間帯が９時〜11時　　　 夕食の時間帯が19時〜21時
　　　 脂肪を蓄積しやすい時間帯が23時〜午前３時になります。

食事制限も大切ですが「体内時計」を利用すると、ダイエットにありがちな「朝も昼も軽めに、夜はしっかり」「朝は抜いて、昼はしっかり、夜はサラダ」のような一日のカロリー計算をする手間もなく、毎日起きた時間を合わせて、食べる時間を調整するだけでいいので、楽しみながら簡単に「脂肪が蓄積しやすい時間帯」を確認する事ができます。